令和7年2月22日(土)当館イベントスペースにおいて、「『やばっ!』という言葉のやばさ? アメリカ生まれの詩人が、日本語の『ありえない!』これからを語ります」をテーマに、アーサー・ビナード氏にご講演いただき、イベントスペース会場とリモート視聴を含む141名の方に観覧いただきました。
ビナード氏ご自身の詩の紹介から始まり、ビナード氏が翻訳された絵本に秘められた作者のメッセージ、AIなどのテクノロジーと距離を保つことの大切さ、使うことばが話者の思考に影響を与えることなどについてお話しされました。「詩はメッセージではない。我々から出るものだ。」というビナード氏のことばに、客席の皆さんは大きくうなずいていました。
後半の質疑応答では会場の皆さんとリモート視聴の方からの質問に丁寧にお答えいただきました。新鮮な気づきに溢れた、知的好奇心を刺激される講演会となりました。