文書(もんじょ)
たばこ仲買覚 / 海気切代銀請取覚 / 木綿直段書上控
たばこ仲買覚(たばこなかがいおぼえ)
寛延3年(1750)、甲府三日町のたばこ問屋長崎屋清兵衛(ながさきやせいべえ)が書き上げたもので、計25の店名と名前が記入されています。この年、甲府勤番支配(こうふきんばんしはい)は、市中の諸問屋、仲買人などに対して現況などを書き上げさせました。この資料もその一連の資料ではないかと思われます。
たばこは、換金作物として甲斐国内でひろく栽培された甲州を代表する物産のひとつでした。それらのたばこは、竜王煙草、萩原煙草、八代煙草などのように産地の村名や地域名を冠して呼ばれました。
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