2月1日、多目的ホールにて、シンガーソングライターの神部冬馬さん、俳優の白須慶子さんをお招きし、「朗読劇ほかほか」を開催しました。本企画は、ひろめ堂の有井幸太さんの協力のもと進められています。今年も有井さんに音響をはじめ演出面で細やかなサポートをいただきました。
どの演目も魅力的でしたが、印象深かったのは前半メインの演目である小泉八雲の怪談です。お二人の臨場感あふれる朗読は、主人公が抱える行き場のない嘆きや悲しみを鮮やかに浮かび上がらせました。鈴の音が効果的で、会場全体が物語の世界にみるみるうちに引き込まれていくのがわかりました。
後半のプログラムでは、神部さんが切ない恋心をテーマにした曲を披露しました。のびやかで透き通る歌声と歌詞の世界観が見事に調和し、しみじみとした感動が会場を包みました。
このほかにも、落語や甲州弁昔ばなし、樋口一葉の短編など、多彩な朗読劇が披露されました。お二人の和やかな会話が各作品への巧みな導入となり、参加者はそれぞれの世界観を存分に楽しむことができました。
