5月11日、今年度1回目、通算で52回目となる「おんがくかいぶらり」が多目的ホールにて行われました。今回の出演者は、三線、エレクトリックピアノ、アコースティックギター、ベースの4人からなる「風んちゅ」でした。当日のプログラムは、「風んちゅ」のみなさんの「すべての方が存分に楽しめるように」との思いから、「涙そうそう」や「島唄」、「島人ぬ宝」など、沖縄音楽といえば誰もが一度は聴いたことがある定番曲が中心となっていました。
ライブが始まり、心地よい琉球音階の調べや4人のコーラス、曲と曲の合間の軽妙なMCによって会場が温まってくると、来場者から、手拍子やかけ声、指笛が起こりました。出演者と来場者が一体となってライブを楽しんでいることがうかがえる瞬間でした。一番の盛り上がりを見せたのはリズムをつけて両手を左右に動かすカチャーシーでした。カチャーシーによる手の波が起こると、ライブならではの高揚感で会場がいっぱいになりました。アンコール曲まで含めて全15曲、元気をもらえる熱いステージとなりました。