阿刀田館長が、館長連続講座「短編小説を読む」の第2回講義を行いました。
今回の講義は夏目漱石の作品「夢十夜」を取り上げ、その読み方について深く掘り下げました。
(話をする館長の様子)
阿刀田館長は、漱石の創作能力について、「最初に漢文学を学び、その後に英文学を学んだことから基盤がしっかりしている」と評価しました。また、抽象的な夢というものを小説に仕立てるところに、漱石が持つ創作能力の高さが表れているとも語りました。 (会場の様子)
講座では、受講者から活発に質問が寄せられました。多くの受講者にとって有意義な講座となりました。