宇宙への旅-萩尾望都SFの世界- -情報サテライト1 資料展示(令和元年度第3回)-
『ポーの一族』や『トーマの心臓』といった不朽の名作によって1970年代の少女漫画黄金期を築き、今年デビュー50周年を迎える漫画家・萩尾望都(はぎお・もと)。
1975年に発表した『11人いる!』は、従来の少女漫画では類をみない本格的なSF作品として、当時の漫画界に衝撃を与えました。
以降、『百億の昼と千億の夜』、『スター・レッド』といった卓越したSF作品を生み出し、2006年には『バルバラ異界』で日本SF大賞を受賞、さらに2012年には少女漫画家として初の紫綬褒章を受章しました。
本展示では、萩尾望都の漫画作品、小説やエッセイ、対談などの著作のほか、少女マンガの歴史に関する本を展示しています。
また、萩尾望都がデビューした50年前は、アポロ11号が初めて月面着陸を成功させた年でもあります。
この50年で、宇宙ステーションでの長期滞在が可能となり、一般人の宇宙旅行すら実現可能となりつつあります。
月を始めとする宇宙の本、また、宇宙を舞台にしたSF小説を併せて紹介します。SFの世界をリアルとフィクション、両面からお楽しみください。
※本展示は山梨県立美術館企画展「萩尾望都SF原画展」(9月7日~11月4日)との連携企画です。
期間:2019年9月7日(土曜日)~2019年10月6日(日曜日)
場所:情報サテライト1(閲覧エリア2階南側)
展示内容
*萩尾望都SFの世界(63冊)
*アポロ11号月面着陸50年(30冊)
*SF小説今昔(120冊)展示リストはこちらをご覧ください。(PDFファイルが開きます)。
展示風景