町指定天然記念物 勝沼富町のぶどう(甲州種)
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甲州ぶどう発祥の地である勝沼町には今から約1250年前からぶどうを薬草として栽培していたと伝えられています。
ぶどう栽培の技術開発は明治時代から活発に行われ、大正時代には免疫性台木を使用した接木技術が普及しました。このため病害虫や冷凍害に強く、良い品種のぶどうが収穫できるようになりました。 この勝沼富町のブドウは台木技術導入前のさし木による自然のぶどうで、昭和11年の大冷寒害をはじめ幾多の自然災害をのりこえ今日現在も見事なぶどうをたわわに実らせています。 樹令は80年を経過した巨樹で、樹名を「甲龍」と呼んでいます。 根回り 1メートル30センチ 目通り周囲 80センチ 枝張り(南へ) 9メートル40センチ (北へ) 8メートル00センチ |
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昭和53年8月15日
勝沼教育委員会 |