甲府繁晶寿語呂久(こうふはんじょうすごろく)

甲府繁晶寿語呂久(0400183687-001)

 明治36年(1903)、『警声』という雑誌の付録として作成されたもので、1月1日臨時発行とあります。まさに、正月にあわせて甲府市中の商店を双六仕立てにして紹介しようとしてつくられたものでしょう。振り出しは若尾銀行、上がりが第十銀行(現在の山梨中央銀行の前身)という当時を代表するふたつの銀行で、その間に書店や洋服店、菓子店、乾物店、病院などが描かれていて、大変楽しい資料となっています。



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