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子ども読書推進フォーラム「言葉でたのしむ・言葉をたのしむおはなし会『ことば・ことば・ことば』」を開催しました

 平成28年1月24日(日)に、子ども読書推進フォーラム「言葉でたのしむ・言葉をたのしむおはなし会『ことば・ことば・ことば』」を開催しました。NPO法人山梨子ども図書館の齊藤順子さんと宮崎さなゑさんのお話に、子どもたちは真剣に聞き入ったり、絵本、詩などを一緒に声に出して読んだり、わらべうたを歌ったりしました。二人の息の合った掛け合いに、会場は笑い声と歓声につつまれ、47名の親子連れ等が言葉を存分に楽しみました。

 当日のプログラムおすすめの本リストも併せてご覧ください。

(またこちらのテーマリストから、資料の貸出状態を見ることができます)

子ども読書推進フォーラム「言葉でたのしむ・言葉をたのしむおはなし会『ことば・ことば・ことば』」の内容

1.『めのまどあけろ』

2.おはなし「世界でいちばんきれいな声」(『ヴァイノと白鳥ひめ 愛蔵版おはなしのろうそく6』より) 

3.「がちょうはがあがあ」 (『パイがいっぱい』より)

4.『なにもなくても』

5.わらべうた 「ぺったらぺったん」

6.『どうぶつしりとりえほん』

7.「どうぶつしりとり」「やねのうえのねこ」 (『パイがいっぱい』より)

8.「さる」(『ことばあそびうた』より)

9.「わかれのことば」 (『まどさんとさかたさんのことばあそび』より) 

★はじめに 

 『なにもなくても』の最初のページを読みました。「今日はおもちゃも何も持っていません。つまらない?そんなことはありません。これから、ことばでたくさん遊べる楽しいおはなし会をします。」と子どもたちに語りかけました。

1.『めのまどあけろ』 

(谷川俊太郎/ぶん、長新太/え、福音館書店、1984年より)

 「この本は、みんなの一日が詩になっています。まねっこして読んでください。」との呼びかけに、子どもたちは絵を見ながら講師の後を繰り返して、声に出して読みました。
  「朝起きてすることは?今日は顔洗った?」という問いかけに「洗ってない!」と答える子どももいて笑いを誘いました。















みんなの「めのまど」は開いてるかな?

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2.おはなし(ストーリーテリング)「世界でいちばんきれいな声」 

(『ヴァイノと白鳥ひめ 愛蔵版おはなしのろうそく6』東京子ども図書館/編纂、大社玲子/絵、東京子ども図書館、2002年より)

 『かもさんおとおり』などの絵本を見せながら「カモっていう鳥知っている?池や沼や川にいる鳥です。今日はカモが出てくるお話を聞いてください。」と説明し、子どもたちの顔をひとりひとり見ながらお話を語りました。
  子どもたちはお話の世界に夢中になり、きれいな鳴き声を求め、子ネコや子犬、小鳥の鳴き声をまねをした子ガモが、最後はどんな鳴き声になるのかと聞き入っていました。















▲おはなしに聞き入る子どもたち

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3.「がちょうはがあがあ」(『パイがいっぱい』和田誠/著、文化出版局、2002年より)
4.『なにもなくても』(織田道代/作、長新太/絵、福音館書店、1998年より)

  「前のおはなしではたくさんの動物が登場しましたが、鳴き声を表す“ワンワン”“ニャーニャー”ということばをオノマトペと言います。」という説明の後、“がちょうはがあがあ”“からすはかあかあ”などのオノマトペが出てくる『パイがいっぱい』を講師が読みました。さらに、「他にも知ってる?うどんは?」「ツルツル!」「おせんべは?」「パリパリ!」」「かなづちは?」「トントン!」などの問いかけに、子どもたちもたくさんのオノマトペで答えました。
  また、『なにもなくても』では、こえ・おと・ようすを表す言葉としてオノマトペを紹介しています。そこで、身の回りにあってよく使うオノマトペから、連想するものをあげてもらう遊びもしました。そして、様々なオノマトペがあることをみんなで確認しました。

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5.わらべうた 「ぺったらぺったん」

 お手玉を使った手遊びをしました。みんなで輪の形になって座り、♪ぺったらぺったん、とお手玉を餅に見立てて、餅つきをします。餅を神棚に見立てた自分の頭上にお供えし、「今年もお米がたくさんとれますように、お願いします。」と願い事を唱え、頭を下げた時に、頭上のお手玉を自分の手の中にポトンと落として、受け止める遊びです。子どもたちは、手のひらで餅を受けとめるのがおもしろいようで、大変盛り上がりました。
 また、歌の2番では自分の左肩を戸棚に立て、お手玉を置き、♪となりのねずみが引いてった、と右隣の人の左肩からお手玉を取ったり、歌の3番では、♪となりの人におすそわけ、と右隣の人にお手玉を渡したりしました。最後に、今年もみんなが元気で大きくなれるように、神様にお願いしました。














▲「今年も元気で大きくなれますように」

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6.『どうぶつしりとりえほん』

(藪内正幸/作、岩崎書店、2010年より)

 動物しか出てこないしりとりをしました。『どうぶつしりとりえほん』表紙のラッコの絵を見せて「ラッコのつぎは何かな?“コ”のつく動物だよ。」という問いかけに「コアラ!」「次は何かな?」といった受け答えを繰り返しました。子どもたちはみんなで、動物の名前をたくさん考え、しりとりをつなげました。本の裏表紙まで、動物のしりとりが続いていました。

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7.「どうぶつしりとり」「やねのうえのねこ」

 (『パイがいっぱい』和田誠/著、文化出版局、2002年より)

 しりとりは、ことばのしっぽにつなげていく遊びですが、ちょっと工夫するといろいろ楽しめます。例えば、「るすばんしているねこ」「ねころんでいるいのしし」「ししゅうしている…」と二文字ずつ文章になったしりとりや、「やねのうえでねこがなく」「ねこがなくのでねむれない」「ねむれないから…」という、きりなしうたのしりとりを『パイがいっぱい』から読みました。
 他にも、かわりしりとり、あたまとりなどもあるので、ぜひ声に出して読んで楽しんでくださいと紹介しました。

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8.「さる」

(『ことばあそびうた』谷川俊太郎/詩 瀬川康男/絵、福音館書店、1973年より)

 今年の干支「申」にちなみ、猿の出てくる詩を声に出して読みました。まるで早口言葉のように舌をかんでしまいそうな言葉の連続でしたが、子どもたちは講師の後に続いて、元気に挑戦していました。他にも、猿が活躍したり、猿が主人公のおすすめの本を紹介しました。

▲猿の出てくる、おすすめの本を紹介

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9.「わかれのことば」

(『まどさんとさかたさんのことばあそび』まどみちお/文、阪田寛夫/文、かみやしん/絵、小峰書店、1992年より)

 「にほんじんなら さよなら」から始まって、瀬戸物屋さんや失恋した幽霊までさまざまな人物のユーモアあふれる“さよなら”の言い方の詩を、講師が読んでおしまいになりました。

 参加者からは「子どもも大人も楽しめた」「子どもに本を読む楽しさを知ってもらえてよかった」などの感想をいただきました。お話やことばのリズムのおもしろさを体感し、親子一緒に本に親しむ時間を楽しんでいただきました。

 なお今回紹介した本をお探しの場合は、県立図書館またはお近くの図書館にお問い合わせください。















終了後、展示した本を手に取る参加者の様子

配布資料

  ・プログラム 

  ・『ことば・ことば・ことば』 おすすめの本リスト

 

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