ホーム > イベント情報 > 2019年02月16日(土) 「辻村深月トークショー&シンポジウム」を開催しました

2019年02月16日(土) 「辻村深月トークショー&シンポジウム」を開催しました

辻村深月トークショー&シンポジウムを開催しました

 平成31年2月16日(土)、当館1階イベントスペースにて「やまなし読書活動促進事業」の一環として、「辻村深月氏トークショー&シンポジウム」を開催しました。

 トークショーは、「1冊の本が読者に届くまで ~本屋大賞受賞作『かがみの孤城』創作・制作をめぐって~」と題し、辻村深月先生と、ご担当でもある編集者・ポプラ社一般事業局局長吉田元子さんとの対談の形で進められました。『かがみの孤城』は、月刊誌の連載の形で書き進めたものが、ある程度書き進んだ後に一気に最後の結末までが見え、連載をやめて月ごとの単位でどんどん仕上がっていったこと、本の装丁、帯など、それぞれの立場での関わり合う方があって本ができていったこと。そしてそういう本との出会いが、先生のお子さんの体験も重ね合わせてとてもかけがえのないものであることを話されました。

 続くシンポジウムでは、辻村先生の小学校時代の図書館司書で恩師である、現在笛吹市石和図書館館長石倉清美さんが辻村先生と図書館での関わりを話され、また図書館についてより多くの方が利用できる場として役割を提供していきたいことを強調されました。また、辻村先生の高校時代の同級生で、現在天真堂書店国母店の天谷要一さんは、辻村先生の処女作を「売り場から支えます」とポップを作成したことを明かし、「どうしても読んで欲しい本を発掘しお薦めする責任がある」と話されました。辻村先生は図書館にはどうしてもなくてはならない本を所蔵する役目があること、また本と巡り合うことを書店の力に期待したいことなどを話され、会場を埋めた400名近い参加者皆さんと、文学と人の関わり合いを通じて、このやまなしで読書の輪が一層深まったイベントとなりました。

20190216sinpojiumu.jpg