県外優良図書館視察研修に参加して
山梨県立図書館 山本 雅

平成17年度の視察研修は、6月16日から1泊2日の日程で,長野県の下諏訪町立図書館、上田情報ライブラリー、 岐阜県の高山市立図書館を見学させていただきました。

下諏訪町立図書館は、利用者がくつろげる図書館を目指し、吹き抜けのエントランスホールや低い書架等、 利用者に開放感をあたえると同時に利用しやすい施設づくりを行っていました。バリアフリーとしては、録音図書作成の ための専用ブースが整備され、視覚障害のある方のためにボランティアによる録音図書の作成が行われていました。 児童コーナーには、ミニシアターが設置され、毎週読み聞かせの会が開かれているとのことでした。 また、幼児専用のトイレがあり、小さいお子さんに対しても快適に図書館を利用できるよう工夫がされていました。

下諏訪町立図書館

上田情報ライブラリーは、図書・雑誌・新聞等の印刷媒体とインターネット、商用データベース等の電子メディアや 映像を融合させたハイブリッドライブラリーであり、データベースは全て利用者に無料開放されています。 また、「暮らしとビジネス支援」を基本コンセプトとし、ビジネス支援のための専用コーナーの設置や、 暮らしと仕事に関するセミナーを開催していました。

上田情報ライブラリー

高山市立図書館では、民間企業である図書館流通センターに業務の一部が委託されています。 この図書館では自宅や勤務先に貸し出した本や雑誌を届ける宅配サービスを行っています。 このサービスは市内在住の利用者、または、高校生以下で入院などの理由で来館することが できない利用者を対象としており、送付代金は利用者の負担となります。現在のところ、 宅配サービスの利用者数は多くないとのことですが、高齢の方など、なかなか図書館に来ることが できない方から問い合わせがあると伺いました。

高山市立図書館

今回、それぞれ特色のある3つの図書館を見学し、大変参考になりました。この県外優良図書館視察研修は 今回が最後の実施となりますが、県外の図書館の状況を知る良い機会であり、勉強になったと思います。

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