【回答】
【調査過程】
■武田家の家法には「甲州法度」が思い浮かぶので、『山梨百科事典』増補改訂(山梨日日新聞社 1989)で「甲州法度」を検索する。「甲州法度之次第」の項目があるが、57箇条本、26箇条本の記述のみ。
■自館システムの辞書検索で「コウシュウハット」を検索する。『新修甲州法制史』1巻(林貞夫著 中央大学出版部 1975)ほか数冊がキーワードで該当。
■『新修甲州法制史』第1巻で「甲州法度」を検索する。第2章「甲州法度」第1節「『信玄家法』について」に、『信玄家法』の下巻が99箇条からなっているとの記載あり。また、第5節「『信玄家法』下巻について」には99箇条全文が解説付きで紹介あり。
【キーワード】
■甲州法度(コウシュウハット)■信玄家法■武田信繁(タケダノブシゲ)■家法
【参考資料】
◆『新修甲州法制史』第1巻(林貞夫著 中央大学出版部 1975)
【調査にあたって】
『新修甲州法制史』は全5巻からなり、1巻が武田時代編、2〜4巻が徳川時代編、5巻が明治維新編となっている。今回の調査では、1巻に『信玄家法』の解題、全箇条の解説が掲載されていたため、非常に有効であった。
作成日:1998/5/24
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