【回答】
【調査過程】
■『若者ライフスタイル資料集』'99(食品流通情報センター 1999)の「結婚に関するデータ」を見るが該当なし。『アンケート調査年鑑』'99(並木書房 1999)の総索引で「見合い結婚」「恋愛結婚」を引き、それぞれの該当ページを見ると、「20〜50代既婚女性の恋愛意識調査」(オーエムエムジー)には、出会いのきっかけの13.5%がお見合いだとある。また、「夫婦ペアで見たミドル世代の夫婦関係」(サントリー不易流行研究所)によると、ミドル夫婦では見合い結婚21%、恋愛結婚74%で、30代夫婦では見合い6%、恋愛92%であることがわかる。
■『統計情報インデックス』1999(総務庁統計局 1999)の「キーワード索引」の「結婚」「婚姻」の項を見る。該当の調査については「結婚」の項にある「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)第1報告書 日本人の結婚出産」が一番近いようだ。「書誌情報」でこの調査報告書について見るが、該当の調査があるかは不明。「統計標題一覧」で見ると、「夫婦数:結婚年,結婚の恋愛性,知り合いのきっかけ(結婚形態別)」などの項目がある。
■『出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)第1報告書 日本人の結婚出産』を自館システムで検索するが所蔵なし。
■インターネットの検索エンジン「Yahoo! Japan」(http://www.yahoo.co.jp/)で、「国立社会保障・人口問題研究所」を開き、「第11回出生動向基本調査「結婚と出産に関する全国調査(夫婦調査の結果概要)」」を見ると、「結婚年次別にみた恋愛結婚・見合い結婚構成の推移」のグラフ、「結婚年次別にみた恋愛結婚・見合い結婚の構成」や「調査別にみた夫婦が出会ったきっかけの構成」などの表があり。
【キーワード】
■恋愛結婚■見合い結婚■結婚■統計
【参考資料】
◆『アンケート調査年鑑』'99(並木書房 1999)
【調査にあたって】
「どこかで調べているはず」とは思ったが、調査の当初は、結婚相談所などのアンケート調査しかないのではないかと思った。しかし、「ただなんとなくどのくらいか知りたい」というのではなく、レポートを書く学生からの質問なので、公的な機関の調査があればと思い探してみると、「出生動向基本調査」の中で行われていることが確認できた。人口問題の調査として行われていることに驚いたが、少子化・晩婚化という観点から考えれば、知り合いのきっかけ(配偶者選択の機会)に関する調査もこれにあてはまるのだろう。国立社会保障・人口問題研究所(〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1-2-3 TEL.03-3595-2984)は、厚生省人口問題研究所と特殊法人社会保障研究所が統合されて平成8(1996)年に発足し、将来推計人口、社会保障給付費推計等の調査研究事業を行っている。最近は、統計類に関する問い合わせが増えてきている。主要な統計であれば、『日本統計年鑑』(総務庁統計局編 日本統計協会 年刊)などに掲載がある。それ以外の各省庁、政府関係機関などで行っている統計を探すには、『統計情報インデックス』などの統計索引で、どんな統計書に掲載されているかを調べることができる。『統計情報インデックス』は、同内容の検索システムが、総務庁統計局によりインターネットでも公開されている(「統計情報インデックス」(http://www2.stat.go.jp/toukeiindex99/default.asp))。
作成日:1999/12/10
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