【回答】
【調査過程】
■『日本名歌集成』(秋山虔ほか編 学燈社 1988)を見るが、該当なし。
■『現代短歌鑑賞辞典』(窪田章一郎,武川忠一共編 東京堂出版 1978)を見るが、該当なし。
■『日本秀歌秀句の辞典』(小学館 1995)を見る。この歌について記載はあるが、歌意や鑑賞については記載なし。出典が「一握の砂」であることがわかる。
■自館システムで「イチアクノスナ」で辞書(件名)検索するが、ヒットせず。
■『石川啄木(短歌シリーズ・人と作品10)』(岩城之徳著 桜楓社 1980)を見る。歌意と鑑賞あり。
【キーワード】
■石川啄木■「一握の砂」■いのちなき■短歌
【参考資料】
◆『石川啄木(短歌シリーズ・人と作品10)』(岩城之徳著 桜楓社 1980)
【調査にあたって】
"高校生らしき男性からの調査だったので、レファレンス・ツールで簡単に調べられるだろうと思い鑑賞事典を用いたが、該当の歌については掲載がなかった。短歌や和歌を調べるには、メジャーなものは鑑賞事典で調べられる。『日本名歌集成』は古事記・日本書紀から現代短歌まで2,007首について歌人ごとに解釈と鑑賞を掲載、付掲出歌索引。また『現代短歌鑑賞辞典』は近代・現代短歌を1,074首について歌人ごとに鑑賞を掲載。今回はそのどちらにも、該当がなかった(石川啄木のほかの歌は収録されていた)。『石川啄木(短歌シリーズ・人と作品10)』は全24巻。「秀歌鑑賞編」の項があり、巻末に初句索引。"
作成日:1997/10/7
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