【回答】
【調査過程】
■『魚の事典』(能勢幸雄ほか編 東京堂出版 1989)の索引で「ランプフィッシュ」を引く。「キャビア」の項に、「北欧ではランプフィッシュ、アメリカではコイの卵を用いて類似の製品がつくられている」と記載あり。
■『原色魚類大図鑑』(北隆館 1987)の和名索引で「ランプフィッシュ」を、学名索引で「L」と「R」の部分を探すが、該当なし。
■『料理食材大事典』(主婦の友社 1996)の「ランプフィッシュ」の項に「ダンゴウオ科の海魚。卵巣をキャビアの代用品に加工する」と記載あり。ダンゴウオ科の魚だとわかる。
■もう一度『原色魚類大図鑑』で、「かさご目だんごうお科」の魚を一つ一つを見ていくと、「キクロプテルス ルンプス」の項に「(英)lumpfish」と記載、カラーイラスト(図版)あり。
【キーワード】
■ランプフィッシュ■キクロプテルス・ルンプス■キャビア■魚
【参考資料】
◆『料理食材大事典』(主婦の友社 1996)
◆『原色魚類大図鑑』(北隆館 1987)
【調査にあたって】
魚に関する質問だったので最初に魚類図鑑を見たが、和名・学名ともに不明だったため見付けられなかった。『料理食材大事典』によりダンゴウオ科と判明し、見付けることができた。「キャビアの代用品」ということだったので食材事典を見たが、lumpfishの綴りがわかれば、大きな英和辞典でもダンゴウオ科の魚とわかり、同じように探すことができた(ハンディな英和辞典には記載なし)。
作成日:1998/2/18
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