? 2008年頃から被害があった「ゲリラ豪雨」について知りたい。(小学3年)

【回答】

ゲリラ豪雨とは、集中豪雨が数?qから10?q四方程度と狭い範囲で、突然、短時間に起こる現象。現在の観測システムでは予測が難しい。

【調査過程】
■気象の本には記載なし。雨や気象災害の項目に「集中豪雨」については記述あり。
■時事用語の本を見ると『現代用語の基礎知識学習版』2009(自由国民社 2009)に言葉の解説と、特集「ゲリラ豪雨はどうして発生するの?」あり。
■ゲリラ豪雨が発生する原因である「積乱雲」について知りたいとのことなので『雲の不思議がわかる本』(森田正光著 誠文堂新光社 2009)を提供。
■ゲリラ豪雨の被害状況が知りたいとのことなので、新聞記事データベースで検索。全国の事例は朝日新聞の「聞蔵」、県内の事例は山梨日日新聞の「山日News」で検索し、記事本文を縮刷版や原紙で確認してもらう。

【キーワード】
■ゲリラ豪雨■集中豪雨■雨■防災■災害

【参考資料】
◆『現代用語の基礎知識学習版』2009(自由国民社 2009)
◆『子どものニュースウイークリー』2009年版(中央公論新社 2009)
◆『親子で読みたいお天気のはなし』(下山紀夫他著 東京堂出版 2009)
◆『ぼくもわたしも気象予報士 5 森田正光の気象災害、異常気象について学ぼう』(森田正光監修 学研 2006)
◆『雲の不思議がわかる本』(森田正光著 誠文堂新光社 2009)

【調査にあたって】
今回のような時事用語は、書名を調べてみても、関係する棚を見ても資料が見つからない場合が多いが、上記のようにいろいろな方法で調べることができる。あきらめずに図書館職員にあれこれ質問し、必要な資料や情報を手に入れてほしい。

作成日:2010/1/6